2014年度ITC富山会員大会開催報告
2014年度ITC富山会員大会開催 報告
平成26年10月25日(土)と26日(日)の2日間にわたり、富山観光ホテルを会場に26年度の会員大会が開催されました。
初日第1部は会員の横井嘉邦さん指導による「ドミノ倒しによるPDCAサイクル実践研修 ポドカ6.0」。
この研修も今回で6回目を迎え、新たな工夫やよりレベルの高い制約条件などが設けられました。
ドミノ倒しは、17名の参加者が2つのチームに分かれ、メンバー全員で知恵を出し合い役割分担などをしながら、一定のルールの下、時間の長さを競い合うというゲーム形式で行われました。これは4時間という短い時間ではありますが、体と頭を極限まで集中させての実践型PDCA研修であり、競争の要素もあって大いに盛り上がりました。
第2部はITC組織の活性化についてというテーマでのディスカッション。参加者相互の近況報告やそれぞれの課題に基づく意見交換が行われ、特に後半は人材育成や人事評価に関する熱く真摯な議論となりました。
2日目は大阪の中小企業診断士・太田恵太郎さん指導による「中小企業の支援手法『見える化』」。
この日の参加者は14名。石川県のITCからの参加者も迎え、講義と演習が行われました。
私たちがお付き合いする経営者から、私たちに期待される「見える化」とは、経営者が見えていない課題や解決策を見えるようにすることであり、そのためには論理的思考とコミュニケーションが大切である、という考え方の下、太田さんが携わってこられた様々な経営指導場面における「見える化」の実例を、マトリックスによる整理手法を中心に、具体的に講義していただきました。講義を踏まえ、実際の経営者からの相談事例に対して、どう助言すべきかというテーマでグループワークを行い、課題や解決策の整理の方法についてより理解が深まった研修になりました。