ITコーディネータ富山会員自主研修会 2015年度 第1回
日時
2015/07/10(金)
テーマ
最新!アメリカIT事情について
講師
堀 洋人氏(北銀ソフトウエア株式会社 開発部)
内容
ITC富山のメンバー10名が参加してインテックビル(タワー111)で行われました。
堀氏からは下記のようなお話をいただきました。
———————————————-
最新!アメリカIT事情について
「Software-Defined XX」「Web Scale IT」とは?ITインフラは見えなくなる?
Invisible:「見えないところで動いていることは美しい」と、次のITインフラを考え
ているIT技術者は話をしています。
テーマ「Invisible」有線LANがWiFiとなってLANケーブルがなくなってもインター
ネットが出来たり、人がいないときにお掃除ロボットが掃除をしたりと、今まで人が
コンピュータを使っていた世界から、コンピュータが知らぬ間にいろいろなことを
やってくれている世界に変わろうとしています。
IT経営をささえるITインフラも同じように、「見えなくなる」くらいにシンプルにな
り、勝手に動いているようなインフラ(Invisible Infrastructure)になろうとして
います。
会社からサーバといわれるコンピュータが消え去り、会社にはパソコンしかなくて
も、顧客管理や給与計算が出来る時代になってきています。
これをささえるキーワードが、「Software-Defined XX」「Web Scale IT」。
ITといえば、コンピューア本体/ネットワーク機器などを組み立てて、ソフトウエア
をインストールして使用を始める。使い始めるには、コンピュータを準備するという
作業がついて回ります。
これを、手作業ではなくソフトウエアで実現することが、「Software-Defined XX」
「Web Scale IT」の考えです。ソフトウエアで実現することで、コンピュータの場
所や配置を意識することなく、また、人間の手間をかけることなく、大量にコン
ピュータの準備・迅速に行えることができるようになります。
これにより、ITの準備にかけるお金は、純粋に企業が使用したいITに使えるように
なってきます。
こんな世界が実現しようとしています。
——————————————————