ITC富山 知識研修セミナー2009を開催しました
平成21年11月14~15日、毎年恒例の知識研修セミナーを「いこいの村とやま」で開催しました。両日で延べ40名弱が参加し交流を兼ねて自主研修を行いました。
開催報告
14日 13:00~「PDCA実践研修」
講師: 横井 嘉邦氏(ワイズシステム)
今年もバージョンアップしたPoDoCA3.0。
競技前に「比較優位」経済理論の解説を受けたあと、3チームに分かれて競技を行いPDCAを実践学習しました。好記録が続出し、PDCAの確実な有効性が実証されました。競技では理論に従い適切な役割分担を行えたチームが好成績を納めることができたようです。

PoDoCA3.0はシンプルでも深く考えられた演出が備わっており、単にPDCAの方法を学ぶだけではなく、同時に役割分担やコミュニケーションなどを効率よく学習できる優れたツールです。メンバーの会社の新入社員研修にも使用されており、今後、実際のコーディネートなど多くの場面での活用が期待されています。ご利用はワイズシステムへご相談ください。
14日 18:30~「ITC富山 活性化について」
懇親会を兼ねてオープンでフラットな意見交換を行いました。
15日 9:00~ 「ビジネス部品を組み合わせて業務プロセスを改善する」
講師: 知切 四書氏(e-Consulting)
業務プロセスとその改善のためのシステムのデザイン方法について、講師が担当しておられる大手自動車メーカーのグローバル展開可能な販売システムの実例を紹介していただきました。
・国毎に法律、文化は異なり、同じ販売システムに対しても全く異なる要件、業務がある。
・しかし、データモデル、機能モデルをシンプルにとらえることで不易な部分を部品化する
柔構造なシステムは可能となる。
・この柔構造システムで、国毎にまったく別々のシステムを作成するのに比べて大幅なコスト削減が行える。

「業務フローは書けない!書いても仕方がない!」というところが印象的で、日頃、無条件に常識として受け入れていることを疑ってみる必要がありそうです。柔構造システムには業務システム設計の範疇を超え現時代の閉塞感のブレイクスルーにつながる多くの示唆が含まれていると感じました。
15日 11:00~ 「輝く地域(マチ)に輝く経営」
講師 上田 玲子さん(アクティブ・フォー)

地域活性化の取り組みの長く貴重な体験をもとに、経営改革につながる要点と豊富な事例の紹介をいただきました。
・外部環境の変化を受け入れて変化に対応する
・人のつながり重視への軸足移動
・求めつづけるところにセレンディピティは訪れる
結果を求めて「活性化」を考えてしまうと、つい厳しい現状を嘆くことになりがちですが、人がひとりひとり活きることができればその街、会社を活かすことはいくらでもできる。と、確信できる、コーディネータとしての基本的な姿勢を見せていただきました。
「ヒカク・ユ~イ」「かきくけこ」・・・と、つぶやきながら、メンバーそれぞれが勇気と希望を新たに大会を後にしました。研修会を企画運営していただいた役員の方々、ありがとうございました。


