2016年度ITC富山会員大会開催報告
2016年度ITC富山会員大会開催 報告
平成28年11月5日(土)と6日(日)の2日間にわたり、いこいの村磯波風を会場に28年度の会員大会が開催されました。
初日第1部は会員の横井嘉邦さん指導による「ドミノ倒しによるPDCAサイクル実践研修 ポドカ7.0」。
この研修も今回で7回目を迎え、新たな工夫やよりレベルの高い制約条件などが設けられました。
ドミノ倒しは、8名の参加者が2つのチームに分かれ、メンバー全員で知恵を出し合い役割分担などをしながら、一定のルールの下、時間の長さを競い合うというゲーム形式で行われました。これは4時間という短い時間ではありますが、体と頭を極限まで集中させての実践型PDCA研修であり、競争の要素もあって大いに盛り上がりました。
第2部はITC組織の活性化についてというテーマでのディスカッション。参加者相互の近況報告やそれぞれの課題に基づく意見交換が行われ、特に後半は人材育成や人事評価に関する熱く真摯な議論となりました。
2日目は仙台からお招きした株式会社セキュリティイニシアティブ 代表取締役 小笠貴晴氏による「「攻撃者を知り先回りをするプロアクティブなディフェンス ~セキュリティコンサルティングの最前線から~」をご講演いただきました。
私たちのクライアント様からもご要望も多く寄せられるサイバーセキュリティや標的型攻撃メールの実態や手口などを教わり、どう対処するかなどの実例も交えてご説明頂きました。また、テストサイトを使ったデモンストレーションでは、システムの脆弱性を突いて、いとも簡単にサーバ内のデータが搾取される様子も見せていただきました。
サイバーセキュリティ強化の重要性やクライアント様への注意喚起と対処方法の提案などが必要なこと、さらに日々巧妙化するクラッカーに対しての備えが必要なことを改めて考える機会となりました。