平成17年度 ITコーディネータ富山公開セミナー
日時
2006/2/17(金) 13：30～17：30
主催
ITC 富山
内容
IT コーディネータ制度の普及啓発事業です。
経営者・管理者および一般の方々、ITコーディネータ富山会員、ITCらの参加によるオープンセミナーです。
案内チラシのPDF(16k)はこちら。
一般用
ITコーディネータ用
【終了しました。当日の様子は以下のリンクをクリックしてください。】
平成１８年２月１７日に当会では２回目となる公開セミナーが、サンシップとやま
ホール（富山県総合福祉会館内）で行われました。
参加者は約７０名で富山県内だけではなく、石川や福井からの参加者もあり、盛況に終了しました。
はじめに御来賓の、富山県 商工労働部 次長 斉藤俊明様からご挨拶を頂きました。
続いて、経済産業省 中部経済産業局 情報政策課係長 木村 英樹様より基調講演として、
「中堅・中小企業のための情報化支援策」についてお話し頂きました。
２００６年１月に発表されたばかりの「ＩＴ新改革戦略」についての内容で、人材育成面でのＩＴコーディネータにおける期待や、中小企業戦略的ＩＴ促進事業としてのＥＤＩシステムなどの促進、各種中小企業向け優遇制度をご紹介されました。
引き続き、ＩＴコーディネータ活動事例としてNPO法人 長野県ITコーディネータ協議会 理事長
荒井 綏（やすし）様より、「長野県における自治体情報化支援」と題してお話し頂きました。
長野県庁向けにＩＴコーディネータが活躍した発端と支援内容について、具体的事例を交えてご紹介されました。
富山では現在までのところ、未だ自治体でのITコーディネータの採用（CIO等としての）は進んでおりませんが、将来この分野での活用を進めていく上で、大変参考になる事例でした。
引き続き、広島銀行 法人営業部 金融サービス室シニアマネージャー 矢吹 一真 様より、「広島銀行におけるお取引先へのＩＴ化支援の取組み」と題してお話し頂きました。
中四国地区でのITコーディネータの組織化と普及状況、御社での顧客サービスへのITコーディネータの活用事例等を、ご紹介されました。
講演は広島県の観光アピールから始まり、途中広島弁での説明がなされるなど、大変なごやかな雰囲気で、時間もあっという間に過ぎていきました。
最後に、当ＩＴＣ富山の会員である、 北陸コンピュータサービス株式会社 コンサルティング推進室
合田 郁夫 より「企業の経営革新事例」と題して、県内の某写真業様の事例紹介がありました。
経営の視点から決定した情報化とITCプロセスの適切な活用、企業内ITCとしての立場を活かした活動の実際など、ITコーディネータ富山の資産ともなりうる成功事例をご紹介いたしました。
余談ではありますが、講演会の後、「懇親会」も開かれ、ゲストの方々と盛んな意見が交わされました。
参加者各位は充実した一日であったかと思います。
