令和元年度 第3回自主研修会 開催報告
令和元年11月30日(土)、第3回自主研修会を福野文化センターヘリオスにて開催致しました。
講師は株式会社イーシステムの中村様、当会の大矢氏、宮川氏の3名に講演を頂きました。
中村 秀樹 氏(株式会社イーシステム)
「コンピュータとは何者?」
イーシステム様の主力業務である3DCGに関し、これまでの経験や実績、実写とCGの比較などをご説明頂きました。TVCMも数多く手掛けておられ、実際に携わっておられる方ならではの生の豆知識は大変参考になりました。
後半からは中村氏ご自身の趣味である登山のお話を頂き、イーシステム様から提供されている山アプリ「頂(いただき)」のご説明を頂きました。
地図の凹凸を圧倒的な高精度3Dで再現した「頂」は山岳警備隊など山のプロの方々からも高い支持を得るなど完成度が高く、登山のプロからビギナーまで幅広く使ってほしいと思うアプリでした。
随所で中村氏の山に対する熱い想いを交え、2時間があっという間に感じられる熱い講演でした。
また、最後には「頂」のVRデモを実施頂き、素晴らしい臨場感を体験することができました。
大矢 朋和 氏(株式会社トヤマデータセンター)
「HTTPSの必要性と今回のホームページ改修について」
2番手には当会の大矢氏より、当会の広報委員会で実施したホームページ改修について説明を頂き、ホームページ改修の内容の一つであるSSL化を題材にSSL化の役割や効果、SSL化に必要な証明書について詳しくお話を頂きました。
証明書の種類や証明局、SSL通信がどのように安全を担保するかについて学ぶことができ、当たり前に使用している仕組みがどのようになっているかを学ぶことができました。
宮川 和彦 氏(日本ソフテック株式会社)
「マニュアル管理アプリについて」
ラストは当会の宮川氏より、マニュアルの必要性と簡単に導入・維持するためのITツールのご紹介を頂きました。
俗人化している業務に対して平準化を行う上でマニュアルは非常に重要な要素ではありますが、必要性は理解していてもなかなか普及しない悩みを持っておられる方は多いのではないでしょうか?
普及のためには、
・複雑さの排除
・写真や動画を活用したわかりやすいマニュアル
・配布の容易さ
・マニュアル使用のチェック
といった要素に対しPDCAサイクルを回す必要があり、ITツールをうまく使うことで運用負荷を下げることができます。
マニュアル管理にはここ数年様々なソフトが発売されていますが、今回は宮川氏が所属する日本ソフテック様の「Checkmate(チェックメイト)」をご紹介頂きました。
作成・承認・公開・チェックという機能構成で非常にシンプルであり、かつ運用に必要な機能を備えた「導入したくなる」アプリでした。閲覧アカウントは無制限といったところも高ポイントな製品でした。