ITコーディネータ Q&A
■ITコーディネータ富山への入会
Q: 入会したいのですがどの様な手続が必要でしょうか?
A: まず、info@itc-toyama.orgへ「入会希望」の件名でメールを送信してください。
その後、総務担当者よりメールにて返信がございます。
入会申込書等に必要な項目を記入頂き簡単な審査後、入会となります。
Q: ITCの資格を持っていないのですが入会できますか?
A: 入会できます。
当会はITCに興味がある方、ITCを目指す方であればどなたでも入会が可能です。
当会の活動に支援頂く賛助会員も随時募集しております。
■活動内容
Q: ITC富山では具体的にどのような活動をおこなっているのでしょうか?
A: 経営改革やその相談の窓口になっています。
その他、セミナーの開催、勉強会、会員の相互交流を行う事業等を行っています。
Q: ITC富山にはどの様な方々がメンバーに入っていますか?
A: メンバーには富山を代表するITベンダーの社員から、個人で事業を行っている方々まで幅広い人材が在籍中です。
また、IT関係に限らず、中小企業診断士、税理士等の経営分野のプロフェッショナルや公的機関の方々等も活躍しています。
■仕事の相談
Q: 相談内容は、IT化が前提になるのですか?
A: いいえ。
「IT投資が必要か不要か」についてもご相談ください。
ITCは、経営戦略、経営改革の推進を重視します。
経営課題の優先順位によっては、当面のIT化の必要がないという場合もあります。
Q: ITCは何故、経営戦略を重視するのですか?
A: 経営課題が解決した時、企業は大きな成果を得ることができます。ITはそのための手段となります。
成果を得るために、経営戦略を明らかにし、経営課題と目標を明確にすることが優先されるからです。
Q: 私はパソコン音痴ですが、IT導入の相談にのってもらえますか?
A: もちろんです。
よく誤解されがちなのですが、パソコンの得手・不得手と経営とは関係ありません(例えば「法律を知らないが弁護士に相談してよいか」とは、考えないでしょう)。
経営者が技術者である必要はどこにもないと、我々は考えております。
パソコン音痴を自認している経営者でも、ITを自社に取り入れて業績を伸ばしている方は数多くいらっしゃいます。
大事なのは、ITを経営に活かすという意識です。
Q: ソフトのインストールやサポート、システム開発もしてもらえるのですか?
A: いいえ。
システム開発および運用業務は、ITコーディネータ富山としては、原則お受けしておりません。
ただし、会員の所属企業には、それらに高いスキルを持ち合わせており、且つ別件の業務として請負可能なところもありますので、ご相談させていただいた上で紹介する場合もあります。
Q: ITCの活用に際しての公的な支援制度は、ありますか?
A: 派遣費用の2/3を補助する中小企業支援センターの「専門家派遣事業制度」や、無料のセミナー・診断を実施する「IT経営応援隊事業」などがあります。
詳しくは、info@itc-toyama.orgまで、メールでお問い合わせください。
Q: 具体的に相談したいことがあります。どのような手続きをすれば良いですか?
A: まず、概要をinfo@itc-toyama.orgまでメールでお問い合わせ下さい。
担当者より追って詳しい手続きをお知らせします。
ご相談内容によっては、別途有償のサービスとなる場合があります。
■ITCとは
Q: ITCとは何ですか?
A: 経済産業省の指揮のもとで設立されたNPO法人「ITコーディネータ協会」による認定資格です。
主に経営面から企業システムのIT化を進める立場で支援を行える知識と経験を備えています。
Q: どうしてITCが必要になりますか?
A: 従来のユーザーとベンダーだけによる情報システム開発では、それぞれお互いの分野に対する知識不足が原因となり非効率な情報化投資となりがちでした。
投資効果を高めるためには、経営とITの両方に精通し経営者の立場で双方の橋渡しを行なう役割が必要になります。
Q: ITコンサルタントや経営コンサルタントと、ITCはどう違うのですか?
A: 「ITをこうしたい」「経営をこうしたい」・・・経営者が自身のニーズをわかっている場合には、それぞれに精通したコンサルタントを探し、利用するのがよいでしょう。
しかし大抵の経営者は、「何とかしたい」「どうすれば」という思いでいるのではないでしょうか。
ITCは経営者の立場に立って意見を交わし、「思い」をまとめ、理想を実現するための戦略を考えます。
また、ITコーディネータ資格は、政府のe-Japan戦略により生まれた資格です。そのため公的な性格も持っていることも、他のコンサルタントとの違いのひとつです。
Q: ITCに向いているのはどんな人ですか?
A: 難しい質問ですが、現在ITCとして活躍されている方の意見を聞くいてみたところ、「人の話しをよく聞く人」「肉体的・精神的にタフな人」「情熱を持って仕事ができる人」という答えが返ってきました。
ITCの関わる案件というのは未知・未経験のこともあるので、思考に柔軟性があり、経営者の立場に立って考えることができ、かつ体力のある人が向いているのではないでしょうか。
Q: ITCを目指す人へのアドバイスをお願いします。
A: ITCになるためには試験や研修を受けなければなりません(一所懸命に勉強すれば必ず合格します)。
しかしそれよりも、ITCのキモは、ITと経営の最新知識および実務経験+人間的魅力です。
それぞれを伸ばすように努力してください!