Evernoteをビジネスに活かそう
昨今、新しいインターネットサービスが続々と登場する中で私が最も注目しているのがEvernote(エバーノート)です。
Evernoteはインターネット上の記憶領域に情報を記録することができるサービスで、文字だけでなく、画像、音声、Webページ、Officeファイル、PDFファイルなど様々な情報を記録することができます。 Evernoteの機能は、①情報を記録する、②整理する、③検索する、④共有する。たったこれだけですが、Evernoteには何か明確な利用目的があるわけではありません。
昔はパソコンを毛嫌いしていた社長さんが今では当たり前のようにExcelを使いこなしていたりしますが、このExcelも特定の目的のために利用するソフトではありません。名簿作成、請求書発行、業績管理など利用目的は多岐に渡りますが、もはやビジネスに欠かすことのできないツールの一つですよね。同じようにEvernoteもビジネスのマストアイテムになるだろうと私は予感しています。
私はクライアントとの会話の内容や思いついたアイデアを書き留めたり、名刺管理やToDoリストとしても利用していますが、この時に重宝しているのがiPhoneとiPadです。これらのデバイスを利用することにより、時間と場所の制約から解放されるだけでなく、各デバイスの特性を活かした情報管理術が実践できるのです。
Evernoteと連携可能なアプリも次々も開発されていますし、Evernoteのビジネス活用の可能性は今後さらに広がりそうです。
しかし、このような新しいサービスや新しいデバイスを利用するとなると、初めはどのようにすれば良いかわからないと思います。企業それぞれの業種・業態や課題に適した活用法をご提案させていただきます。
2011年9月25日
(ひかりIT 菊地 光)